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2025/07/06 13:13
Pasquet Familyについて、JEAN-LUC PASQUETのWEBページから翻訳してご紹介します。
ドメーヌ・パスケへようこそ 〜わたしたちの家〜
ドメーヌ・パスケを突き動かすのは 二つの情熱 —
自社畑のテロワールを映した高品質なオーガニック・コニャックを造ること、
そして近隣のセラーで眠る稀少な原酒を発掘し、その宝物を世界と分かち合うこと。
わたしたちはいつもこう言います。 “We make Cognac, naturally…”
▼ 私たちの歴史
1970年、ジャン=リュック・パスケが初めて収穫に立ち会った瞬間から物語は始まりました。
以来コニャック・パスケは、家族経営で職人精神を貫くメゾンとして、伝統と革新を融合させた唯一無二のスピリッツを生み出し続けています。
時をさかのぼると、当地では1715年にジャン・トルイエールという農夫が生まれ、この地で生涯を送りました。
畑は世代を超えて受け継がれ、1970年にはジャン=リュックの大叔父アルベール・ブリッソンが彼に Chez Ferchaud のぶどう畑を託します。
しかし現実は甘くありませんでした。幾多の挑戦を経て1977年、ふたりは自家栽培・自家蒸留のコニャック「Jean-Luc Pasquet」ブランドを立ち上げます。
現在は息子ジャンと米国出身の妻エイミーがこの旅を受け継ぎ、より国際的なコミュニティを築いています。
▼ 私たちのフィロソフィー
「“最高の”テロワールを持っているのではなく、“自分たちが持つものの最高”を表現したい」 — ジャン
私たちはまずぶどう農家であり、その上で蒸留家です。
1994年に有機栽培を試験、1995年には完全有機へ舵を切り、1998年には最初のオーガニック・コニャックをリリース。
21世紀に入った今も気候変動と向き合いながら進化を続けています。
もうひとつの情熱は “Treasure Hunters”。
2017年から近隣の蔵を訪ね歩き、古く稀少なコニャックを発掘する「Family Treasures」コレクションを展開。
偉大な蒸留家たちへのオマージュであり、地域の歴史と多様性を物語る一滴です。
▼ 私たちのチーム
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Jean Pasquet —「礎(Keystone)」
セラー・マスター/栽培責任者/マスターディスティラーとして日々研究を重ねるオーナー兼オペレーター。 -
Amy Pasquet —「コニャックに来たアメリカ人」
広報と財務を担当し、ブランドの未来を切り拓く共同経営者。 -
Paul Evano —「スイスアーミーナイフ」
畑から販売までこなす営業担当。 -
Maja Giollo —「太陽のような存在」
多言語で来訪者をもてなすホスピタリティ・マネージャー。 -
Dylan Tanné —「ブドウ畑のレーサー」
トラクタードライバー兼アシスタント栽培責任者。 -
José Fernandes —「静かなるリーダー」
季節労働チームを率いる現場の要。 -
Achille Audoin —「将来有望な若手」
ヴィティカルチャーのバカロレア取得を目指す見習い。
※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。お酒は適量を心がけましょう。